ちょうどお客さんがとぎれた9時頃
中学生らしき女の子が二人、入ってきた。
家族連れかな?と思っていたら
「あの・・・猫が死んでるんです・・・」
へ?
見ると道路のむこうの方に猫らしきモノが横たわっている。
で、それをウチにどうしろと?
ってか、なんでウチに??
女の子達は悲しげな顔をしたまま帰ろうとしない。
むむむむむむむむむむ。(~ヘ~;)
地域社会の大人としては「今、営業中だから。ごめんね」と
追い返す訳にはいかんだろう。
しかし、どうする?
仕方ないので近くに寄ってみると
よく調理場の裏口を覗きに来ていた、あのシマ猫だ。
あぁ、アンタだったのかい・・・
「じゃあ一緒に埋めてあげようか」と言うと
女の子達はホッとしたようだ。
紫陽花の下なら簡単に掘れるだろうな、と軽く考えて
スコップを入れたはいいけど、思いの外たくさん石が埋まっていて
これがまた固いのなんの。
3回すくった辺りですっかり嫌になったけど
女の子達の手前今さら引っ込みが付かない。
もう髪の毛が汗で顔に張り付くほど必死で掘りましたよ。
どうやら車にはねられてしまったようだけど
割とキレイな状態だったのは助かった。
これがスプラッタな轢死状態だったら
さすがの地域社会の大人もお手上げですがな。
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