母が、もう去年の秋頃から
お腹が痛いお腹が痛いと言っていた。
こんな近くに前例がいるんだから
さっさと医者へ行け!検査をしろ!と言うのを
のらくらのらくら逃げていた。
とは言え、まったく医者に掛かっていない訳じゃない。
肝炎持ちでなんでもうず~っと通っている個人医院があるのだ。
仮にそこをA医院としよう。
そのA医院にやっとお腹が痛いことを訴えた。
A医院というのは、ベテランと言えば聞こえはいいけど
設備も診療方法も先生もウン十年変わってません、
みたいな村の診療所風。
もちろんそれが悪いとは言わない。
ただ、今とてもお腹が痛いと言ってるのに対して
ではまず来週心電図をとります。
そしてその一週間後にバリウムでレントゲンを撮ります。
さらに一週間後、エコーをとりましょう。
結果はさらにさらに一週間後です。
とりあえず今日は胃薬3日分出しときます。
・・・って、アナタ。
そのうえ大腸ガンの便潜血検査もしてもらえ、と言ったら
「受付で今年の大腸ガン検診はもう終わったから、って断られた」
ハァ?(゜Д゜) 今1月ですけど?(これは先月のハナシ )
私は前々から病院変えたら?と言ってたんだが
今度ばかりはもう絶対他へ行けと。
でも本人はもうずっとかかってるから今さら変えられない、とか
そんなことしたら失礼だ、とかぐずぐず言って
素直に1ヶ月もかけて検査するつもりだった。
しかーし。
それから3日もしないうちに痛さに耐えられなくなった。
そしてその日はA医院の休診日。ラッキー!!
私は常々そっちへ行けばいいと思っていたBクリニックへ
即電話をしたら、すぐいらっしゃい、と。
まだA医院の予約が~と迷っている母を
休診日にこんなんなった挙げ句Bに連絡がついたのは
そっちへ行けという神のお告げだご先祖のお導きだと
無理矢理連れていった。
んで、そこですぐ胃の内視鏡の予約を入れてくれて
とりあえずの痛みも止めくれて
しかもA医院への義理立てに悩む母に
「言いにくかったら僕の方からA先生に連絡しますよ」
とまで言ってくれた、と大感激。
もう肝炎もこっちで診てもらう、と
本人すっかりA医院に未練無し。
変わり身の早い奴。(-_-メ)
と、まあここまでが今までの経緯で
今日、内視鏡検査だった訳です。
あんなもの屁でもないよ、と平静を装ってはいたものの
内心は結果が怖かった。お互いに。
でももうここまで来ちゃってるんだし
結果がよければよし。もし悪くてもがんセンターへ行けばよし。
どーんと行って来ーい!
結果。
もう少しで穴が開くギリギリの胃潰瘍。
よく血を吐かなかったね~と先生がビックリしてた。
できれば入院したほうがいいけど
そうもいかないなら毎日注射通院と薬で様子見ましょう、と。
とりあえず、安心しました。
「医者選びも寿命のうち」ってほんとだね。